束ね熨斗ってどんな柄?
西所沢の着付け教室・出張着付け朱由衣です。
束ね熨斗とは、熨斗を束ねた柄のことを言います。
と言いましても、熨斗とは何を指しているのでしょう。
熨斗とは
熨斗は、掛け紙やご祝儀袋の右上にある飾りのことを言います。
画像をみますと、赤と青の折られた紙に黄色いものが包まれていますね。
この黄色いものは、アワビを表しています。こちらを熨斗鮑と言います。
鮑は貴重なもの。縁起の良いもの
古くから、アワビの寿命が長いことから、不老長寿の象徴とされ、貴重で縁起の良いものという認識がありました。
神社に鮑を奉納する習慣がございます。
平安時代に確立された調理法を用い、細く刻み、伸ばし、干されます。
この風習が庶民にも広がり、熨斗鮑を備えて贈り物をするようになりました。
大切な方のお祝いなどに鮑を贈ることで、気持ちを表していたのではないでしょうか。
しかし、貴重な鮑を手に入れるのは大変なことです。
そのため、紙で表すようになりました。
束ね熨斗
1、長寿の象徴
2、たくさんの熨斗を束ねていることから、たくさんの方々から祝福されている。
3、人と人のつながりを表している。
前に述べたように、熨斗は縁起の良いものです。
その熨斗を束ねたものということは、とても縁起の良い柄と理解できます。
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雅なモチーフをあしらった朱由衣オリジナルの柄です。
大切な方への贈り物にいかがでしょうか?
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