桜の柄は春だけ?
西所沢の着付け教室・出張着付け朱由衣です。
日本には、桜柄のものがたくさんありますよね🌸
和柄と言えば桜柄を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?一方で、桜は春の象徴でもありますね。
特に着物には、季節の柄が多いです。そして、着物のルールが存在します。
ここで出てくる疑問点。桜柄は、春だけでしか着てはいけないのか?
私の見解としましては、 好きな時に着ればよい ということです。
これはどの柄にも言えることです。
※冠婚葬祭や指定されているとき以外の話です。
着物は日本の普段着だったのですから、現代の洋服と同じように着て良いと思っています。
あくまで私の考えです。
桜のプロフィール
開花時期:3~5月
花言葉:精神の美、優美、純潔
種類:ソメイヨシノ、ヤマザクラ、カワヅザクラ、カンヒザクラなど100種以上
その他:日本の国花
桜は、日本の国花という最強カードを持っています(笑)
いつの季節でも桜の柄の着物を着てもよいのではと思いませんか?
だって、日本の国花なのですから!
ソメイヨシノのあれこれ
東京の代表と言っても過言ではない品種のソメイヨシノ。
ソメイヨシノは江戸時代後期に誕生しました。意外と歴史が浅いのです。
現在の豊島区駒込・巣鴨周辺に位置するところに、染井村という村がありました。
そこで商売をしていた植木屋さんが売り出したことが始まりです。
桜と言えば吉野山ということで、吉野山の名前をとったのではないかと推測され、
ソメイ=染井村 ヨシノ=吉野山
こうしてソメイヨシノという名になりました。
現在は「染井吉野桜発祥之里碑」が設置され、ソメイヨシノの歴史を知ることができます。
和柄を知ると、日本のあれこれを知ることができますね!