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着物を考える ブログ

着物を習うと身につくことは?

現代では、着物を着るということが遠くの出来事になりつつあると思います。

そんな現代だからこそ、着物を習い、自分で着ることで身につくと思うことを私なりに書いていこうと思います。

1、自分の体について理解するようになる

自分の体形に合った着付けを模索することが、美しく着物を着ることにつながると思います。

例えば、「ここで腰ひもを結んでしまうと苦しい、食事ができない」

「自分に合うお太鼓の大きさはこのくらいだろう」「襟元の空き具合はこのくらいがきれいに見える」

など自身の体形を理解することで、無理のない美しい気姿を目指すことができます。

2、動作が自然と丁寧になる

大切にものを扱うときは自然と動作が丁寧になりますよね。

着物は大切に扱わないと、手入れが大変になることがあります。

※絹素材の着物の洗濯はプロにお任せすることをお勧めします。

おそらく自然とそれを回避できるように動いてるのだと思います。

3、今までよりもさらに季節を感じるようになる

着物には、季節の柄を先取りする文化があります。

※季節の柄を先取りする文化は、お会いする方々に季節をお知らせすることができる粋な文化です。

しかし、この文化は絶対そうしなければならないというものではありません。好きな時に好きな柄を着ましょう。

その柄はどの季節のものかを考えるようになります。

そうしているうちに、どんな花が今咲いているのかと花壇を見るようになったり、植物園に足を運ぶようになったりと

自然と季節へのアンテナを張るようになります。

4、和文化について知りたくなる

着物を知ると様々なことに興味を持つようになるのではないかと思います。

実際に私がそうでした。

Q江戸時代はどんな着物の着方をしていたのか→A時代劇や歌舞伎を見るようになる

Q日本には、どのような織物があるのか→A博物館や美術館、産地に行く

このように疑問と行動を繰り返すことで、様々な知識を得ることができます。

着物について知るということは日本について知ることにもなるのではないでしょうか。

和文化はつながっているのです。

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