矢羽根の柄の意味とは？

矢羽根柄と言えば、大正ロマンを思い出す方もいらっしゃるのではないでしょうか。

明治から大正にかけて女学生が袴に合わせて制服として着用することが流行していたそうですよ。

矢羽根柄

矢羽根柄が持つ意味

①魔除け

神社や寺院で頒布されている破魔矢を見立てています。破魔矢は文字通り「魔を破る矢」です。

邪気を払うものということです。

➁出戻らない

矢を射ると真っすぐ飛び戻ってこないことから、「出戻らない」という意味が込められています。

昔は、嫁入り道具にこの柄がよく使われていたそうです。

柄に込められている意味を知るとさらに着物が楽しくなりますね！